AGAの代表的な症状は?
AGAは男性型脱毛症のことを指す言葉です。思春期を過ぎた20歳ごろから症状が現れる脱毛症の1種で、発症するのは男性が過半数を占めます。初期症状から特徴的な症状まで存在するため、思い当たる節がある場合早めのケアを心がけることで症状の進行を抑えられるでしょう。 初期症状として挙げられているのは、以前よりも髪にコシやハリが感じられなくなってくることです。ブラッシングしていて以前よりも手ごたえを感じられなくなったり、ボリュームが出づらくなってくることも症状の一つであるため、普段のブラッシングから症状を確認しましょう。朝起きて枕に髪の毛が張り付くことも症状の一つですが、1本や2本では問題ありません。10本、20本以上ついていた場合にはAGAを疑ったほうがいいです。 また、毎日洗髪をしているのにかかわらず、排水溝に髪の毛が山のように詰まっている場合も注意してください。200本以上抜けている場合、AGAが疑われます。生え際に短い髪の毛が生えているけれど、細くコシがないように感じられる場合や、普段通りにスタイリングしていても思っているイメージと違ってくる場合にはAGAの初期症状の可能性が高いです。なるべく早く専門機関を受診し、相談しましょう。
もっとも代表的な症状として挙げられるのは、額の生え際が後退していることです。毎日見ているとよくわからないですが、第三者に指摘される場合は確実と言えるでしょう。指摘されてはいなくても気になる場合、普段からスマホで額や頭頂部を3か月ごとに撮影して、過去と現在を比べてください。確実に後退している場合はすぐにでも専門の医療機関を受診しましょう。それ以外では眉毛から額の生え際までの距離をメジャーで測っておくのも目安の一つです。1か月に1度繰り返すことで、距離の変化を実感し、早めの受診につなげることができます。 なお、近親者や近い親族にAGAの人がいる場合、遺伝的に症状が出やすくなる傾向が高いです。そのため、早めに受診し、初期から症状を抑えておいてください。ただし、初期症状や薄毛の原因がストレスである可能性は少なくありません。過剰なストレスにさらされている生活を送っている人や、不規則な生活を送っている人もなりやすい傾向が高いです。その場合は生活習慣を変えてみることで様子を見てください。生活習慣を変えても薄毛の症状が出る場合には、AGAの症状である可能性が高いといわれています。 自己判断が難しい場合は、医療機関や市販されているAGAの遺伝子があるかどうか検査できるキットを利用しましょう。AGAの遺伝子を保有している場合、症状が出やすくなるため、髪の状態の変化がわかりやすいです。